「絶えず祈りなさい」テサロニケの信徒への手紙一 5:17
皆さんは「お祈り」という言葉を聞くとどんなイメージが浮かぶでしょうか? 合格祈願、安全祈願などと書かれたお守りがよくありますが、なにか願い事をしたり、特別な出来事の前に良い運がついてくるようにとお願いする、というイメージがありますか? そしてお祈りするとしたら誰に向けてお祈りしますか?キリスト教のセブンスデーアドベンチストというグループはお祈りをこういうふうにとらえています。わたしたちは天の神様にイエス・キリストという神様をとおしてお祈りします。わたしたちにとってお祈りとは神様とコミュニケーションをとる手段です。年中24時間営業の電話サービスのようにわたしたちは皆、いつでも、どこにいても、神様にお話しすることができます。心の中で「神様!」と言えば、神様は聞いてくださいます。そして親しい友達と話すようにどんな小さなことでも飽きずに聞いてくださいます。今日起きた出来事で感謝したいこと、困ったことで助けが必要なこと、テスト前の勉強で集中したいとき、また周りの人で大変な状況にある人のため、など毎日起こるちょっとした一時、お祈りする習慣をつけてみてはどうでしょうか?
聖書のテサロニケ信徒への手紙一 5章17節では「絶えず祈りなさい」という伝道師であったパウロからの勧めが書かれています。めまぐるしい生活のなかですべてのことを一度とめて立ち返り、お祈りのひとときを持つと心の整理にもなりますし、なによりも神様が平和な気持ちをあたえてくれますよ。次回はお祈りの種類についてお話します。
02-18-2012
森春香
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