2012年2月18日土曜日
心のお手入れ
聖句:「水が顔を映すように、心は人を映す」
雨上がりの朝、朝日に照らされた水たまりに移った景色をみたことがあるでしょうか?周りの地面にはない水たまりの中だけに存在する鮮やかな色たちはなにか幻想的な美しさを秘めています。しかしその幻想的な空間は実際にあるものを水が映し出していて、元の景色が美しいからこそ映った像も美しいのです。聖書の箴言27章19節にこう書いています。「水が顔を映すように、心は人を映す。」というものは正直にその人が本当はどういう人なのか映し出すということです。
わたしたちは毎朝、鏡を見て寝ぐせを直したり、お化粧をして外へ出かけますが、自分という人間を最もあらわすもの、つまり「心」のチェックはしているでしょうか?外見では笑っていても心の中で誰かを憎んだりしていないでしょうか?心の中にあるものは他人には見えないようで、ふとした機会にポロリと出てきてしまいます。そんなときのために日頃から心のお手入れをしておきたいものです。それではどうやって心のお手入れをすればいいのでしょうか?
わたしたちの心のなかにはさまざまな考え、気持ちがありますが、悲しみ、憎しみ、寂しさ、不安などを心のなかに閉じ込めほうっておくとますますマイナス思考になってしまいます。心のお手入れをするのにおすすめなのは自分がどういう気持ちなのかノートに書きだしてみたり、親しい友達に話してみたりして気持ちの整理をすることです。もしも心の中にだれにも打ち明けられない悩みがあるのなら天の神様にお祈りして打ち明けてみてはどうでしょうか?たとえ人に面と向かって話せなかったり、上手く言葉で書き表せないようなことでも神様は喜んで聞いてくださいます。
次回はお祈りとはどういうものかについてお話します。
02-18-2012
森春香
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