サタンの誘惑に負けない方法。誰でも教会に通っている人なら、この事を考えたことがあると思います。そんな方法はあるのか、と疑問に思う人もいるでしょう。むしろ、罪を犯したくないのに、誘惑に惑わされて罪を犯してしまうので、その方法を知りたいという人もいるでしょう。
人類最初のアダムとエバはサタンの誘惑によって、神様が食べてはいけないと言われた果実を食べ、この地球に神様と私たちを引き離してしまう罪(イザヤ59:2)を地球に持ち込んでしまいました。アダムとエバが最初の罪を犯したように、私たちは今でもサタンの誘惑に負け、罪を犯してしまうことがあります。最初の人類に罪を犯させることが出来たサタンに勝つ方法はあるのでしょうか? ヤコブの手紙4:7にこのような聖句があります。「神に服従し、悪魔に反抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げていきます。」私たちが神に従い、「隠れが」(詩編32:7)に守られながら、神様とともにサタンに反抗するとき、サタンは私たちから逃げていきます。神様の前でサタンは無力だからです。逆に言うと、自分だけの力ではサタンに勝つ事はできません。エレン・ホワイトは「各時代の希望」の中でこのように記しています「われわれは自分自身を誘惑者サタンの力から救うことはできない。
神様に従い、神様と共にサタンに反抗すると、サタンは逃げていくという事は分かりました。ここで、もう一つ質問が浮かんでくるはずです。なぜ私達の力だけではサタンに勝つ事は出来ないのでしょうか?それは、私達人間は、もともと肉の人であり、罪に売り渡されているからです。(ローマ7:14)つまり神様なしでは私たちは、肉の欲を満たす為に、罪を犯すように出来ています。そこをサタンは上手く利用するのです。
ガラテヤの信徒への手紙5:20、21には肉の業が明らかにされています。「肉の業は明らかです。それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。」しかし神様に従い、聖霊が私達の心の中に入る時、肉の業とは全く違う事をするのです。「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。これを禁じる掟はありません。」ガラテヤの信徒への手紙5:22、23。サタンに勝つこと、それは自分の力だけでは出来ません。私たちは惨めな罪人だからです。逆に「神様、私はどんな事があってもあなたに従います。そしてサタンの誘惑からお守りください。また、聖霊を私の心に送り、罪を犯さないようにしてください。」と祈る時、私たち神様によって罪を克服し、神様と共にサタンに勝つ事が出来ます。次回は、もっと詳しく神様と共にサタンに打ち勝つ方法を話したいと思います。みなさんが神様と共に人生を歩んでいく事ができるようお祈りしていす。
2012年2月12日
西野貴基
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