マルコ１０：３３－３４ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：３３－３４
「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く。人の子は祭司長たちや律法学者たちに引き渡される。彼らは死刑を宣告して異邦人に引き渡す。異邦人は人の子を侮辱し、唾をかけ、鞭打ったうえで殺す。そして、人の子は三日の後に復活する。」

イエス様は、これから起こるべきことを、これまで以上にはっきりと述べられました。それでも弟子たちには、その意味が分かりません（ルカ１８：３４）。彼らがそれを理解するのは、実際にイエス様が復活した後のことでした（同上２４：４４－４６）。

今日の質問：弟子の立場になって考えてみてください。神の子だと信じてついてきた人にこう言われたら、どうしますか？それでも従おうと思いますか？

今日の祈り：天の父なる神様、理解できないことがあっても、弟子たちはイエス様に従いました。そんな彼らをあなたは祝福されました。私にも、彼らのような信仰を与えてください。

もっと深く：ローマ１０：１７；イザヤ４６：１０

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マルコ１０：３２ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：３２
一行がエルサレムへ上って行く途中、イエスは先頭に立って進んで行かれた。それを見て、弟子たちは驚き、従う者たちは恐れた。イエスは再び十二人を呼び寄せて、自分の身に起ころうとしていることを話し始められた。

イエス様は、これまでに二度ご自分の死と復活を予告されました。そして今、「長老、祭司長、律法学者たち」のいるエルサレムに向かう道中で、先頭に立たれたのです（８：３１）。一体この先どうなるのだろうと、弟子たちは不安がりました。

今日の質問：イエス様に従っているのに、この先どうなるのだろうと、不安に思ったことはありますか？

今日の祈り：天の父なる神様、私は未来に対して不安を抱くことがあります。そんなとき、未来に目を向けるのではなく、私を導いているお方に目を向けることができますように。

もっと深く：ヘブライ１２：１－２；黙示録１４：４

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マルコ１０：３１ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：31

しかし、先にいる多くの者が後になり、後にいる多くの者が先になる。

弟子たちへの報いの約束を聞いて、彼らは喜んだに違いありません。「自分は誰よりも長くイエス様に従ってきたのだから、きっとすばらしい報いが待っているにちがいない。」しかし、弟子たちが持っていた報酬目当ての精神を、イエス様は静かに譴責されました。どれだけ働いたかではなく、誰に従ったかどうかで報いが決まるのだ。

今日の質問：
あなたがクリスチャンである動機はなんですか？「誰に従っているか」よりも、「どれだけ働いているか」に目を向けてしまうことはありませんか？

今日の祈り：
天の神様、わたしをあなたのように謙遜にしてください。ただあなたのことを愛しているから、あなたの御あとに従っていきたいです。

もっと深く：
マタイ20：1-16；ルカ17：9-10；フィリピ2：3-9

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マルコ１０：２９－３０ デボーション

今日の聖句：
マルコ１０：２９-３０

イエスは言われた。「はっきり言っておく。わたしのためまた福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子供、畑を捨てた者はだれでも、今この世で、迫害も受けるが、家、姉妹、母、子供、畑も百倍受け、後の世では永遠の命を受ける。

自分で自分を救うことは不可能です。しかし、「何もかも捨て」てイエス様に従うのならば、神様がその人を救ってくださるのです（２８節）。

今日の質問：
イエス様に従うため、あなたが捨てたものは何ですか？または、捨てられないでいるものは何ですか？罪からの救い／永遠の命には、それらを捨てるだけの価値があるでしょうか？

今日の祈り：
天の父なる神様、私に正しい価値観を与えてください。あなたが私を救うために、何もかも捨てられたことを強く印象付けてください。

もっと深く：
ローマ５：７－８；マルコ８：３４－３８

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マルコ１０：２８ デボーション

今日の聖句：マルコ10:28
 ペテロがイエスに、「このとおり、わたしたちは何もかも捨ててあなたに従って参りました」と言いだした。

ペテロには自負がありました。彼は自分を誇り、最後にこう付け加えました。「では、わたしたちは何をいただけるのでしょうか。」（マタイ19:27）

今日の質問：
ペテロのように自分を誇ることはありますか？それは何が問題なのでしょうか？

今日の祈り：
私には自分を誇り、神様の栄光をあたかも自分のもののように語ることがあります。そんな私を許して下さい。

もっと深く：
マタイ１９：２７、ヤコブ４：１０

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マルコ１０：２７ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：27

イエスは彼らを見つめて言われた。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」

果たして自分たちは救われるのか？戸惑う弟子たちをじっと見つめ、イエス様は言われました。人が救われて神の国に入ること、その不可能を可能にするのは、神様の力以外にないのだ。「人間にできることではないが、神にはできる。」

今日の質問：
救われること、あるいは他の人を救いに導くことが無理だと感じることはありますか？そんなとき、あなたはどうすればいいと思いますか？

今日の祈り：
天の父なる神様、「自分は救われるのか？」「他の人を救いに導くことなんかできるのか？」と、わたしは自分の無力さを見てしまいます。しかし、あなたにはそれができます。あなたの力に目を向けさせてください。

もっと深く：
ローマ8：31-39；2コリント12：9-10；エフェソ2：8

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マルコ１０：２５－２６ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：２５－２６
金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」弟子たちはますます驚いて、「それでは、だれが救われるのだろうか」と互いに言い合った。

らくだが針の穴を通るなんて無理な話。金持ちですら神の国に入れないのなら、救われる人なんていないではないか。そう弟子たちは思いました。

今日の質問：らくだが針の穴を通る方がまだ易しいのなら、一体だれが救われるのでしょうか？

今日の祈り：天の父なる神様、らくだが針の穴を通るなんて不可能です。それなのに、私があなたの御国に入ることなんてできるのでしょうか？

もっと深く：マタイ５：２０；イザヤ６４：５

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マルコ１０：２４ デボーション

今日の聖句：マルコ10:24
弟子たちはこの言葉を聞いて驚いた。イエスは更に言葉を続けられた。「子たちよ、神の国に入るのは、なんと難しいことか。

「財産のあるものが神の国に入るのは難しい」という言葉を聞いて驚く弟子たちに、イエスは更に言葉を続けました。「財産の大小に関わらず、人が神の国に入ること自体がそもそも難しい。」

今日の質問：
なぜイエス様はこのようなことを言ったのでしょうか？

今日の祈り：
私の弱さを教えて下さって感謝します。弱い私を助けて下さい。

もっと深く：
詩篇５１；６−７、Ⅱコリント１２；９

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マルコ１０：２３ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：23
イエスは弟子たちを見回して言われた。「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。」

弟子たち一人一人を見回して、イエス様は厳粛に言われました。「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。」神様が金持ちを差別するわけではありません。それでも財産がある人の多くは、この世のものに心を奪われ、神様のすばらしさが見えなくなってしまうのです。

今日の質問：
今、あなたの心を最も多く占めているものは何ですか？この世のものと神様の御国、あなたはどちらを求めていますか？

今日の祈り：
天の父なる神様、あなたの素晴らしさ、またあなたが与えてくださるものの素晴らしさを教えてください。この世のものよりも、あなたのことを求めます。

もっと深く：
フィリピ3：8-9、1ヨハネ2：15-17、マタイ6：33

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マルコ１０：２２ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：２２
その人はこの言葉に気を落とし、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。

彼は天の宝を望んでいました。しかし、そのためにこの世の宝を手放すことはできませんでした。永遠の命の代価にしては、あまりに大きすぎると思ったのです。

今日の質問：最も大切にしているものを手放すだけの価値が、永遠の命にはあるでしょうか？この世のすべてを手に入れても、命を失ったら何の益があるでしょうか？

今日の祈り：天の父なる神様、私を救うためにあなたが支払われた代価を思います。あなたが私を愛したように、私もあなたを、そして隣人を愛することができますように。

もっと深く：ヨハネ３：１６；ルカ１２：１５－２１

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マルコ１０：２１ デボーション

今日の聖句：マルコ10:21
イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っているものを売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

彼に欠けているものとは、財産などではなくむしろそれを手放すことでした。そして、イエスに従って生きるならば天に宝を積むことになると、イエスは憐れみをもって語られました。

今日の質問：
イエスに従うために、あなたが手放す必要のあるものは何でしょうか？

今日の祈り：
あなたに従うためにもし必要ならば、それを手放す力を与えて下さい。天に宝を積むことができますように。

もっと深く：
マタイ６：１９−２１、Ⅰペテロ１：４

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マルコ１０：２０ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：20

すると彼は、「先生、そういうことはみな、子供の時から守ってきました」と言った。

イエス様の答えに、彼は自信をもって返すことができました。「そういうことはみな、子供の時から守ってきました。」悪さをしたことはありません。いいこともたくさんしてきました。それでも、何か足りない気がするのです。「まだ何か欠けているでしょうか」（マタイ19：20）。

今日の質問：
「自分は正しく生きてきた」と自信を持って答えられる人が、どれほどいるでしょうか。そういう人でさえ何かが足りないとすれば、わたしたちはどうすれば救われるのでしょうか？

今日の祈り：
天の父なる神様、どんなに正しく生きていると思ったとしても、わたしには何かが欠けています。あなたが、わたしのことを満たしてください。

もっと深く：
ヨハネ4：13；6：35；Ⅱコリ9：8

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マルコ１０：１９ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：１９
『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、奪い取るな、父母を敬え』という掟をあなたは知っているはずだ。」

永遠の命を受け継ぐには、神様の掟に従う必要がありました。掟に背く（罪を犯す）ことの報酬は、死だからです。

今日の質問：神様の掟はなぜ重要なのでしょうか？掟から、神様がどの様な方であることが分かりますか？

今日の祈り：天の父なる神様、掟を見るとき、あなたがどれほど私たちのことを思い、愛してくださっているのかが分かります。あなたのように人々を愛したいです。

もっと深く：１ヨハネ４：１９－２１

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マルコ１０：１８ デボーション

今日の聖句：マルコ10:18
イエスは言われた。「なぜ、わたしを『善い』と言うのか。神おひとりのほかに、善い者はだれもいない。

イエスはこの人の真意を試されました。なぜイエスを『善い』と呼んだのか、この人の目にイエスは人として写っているのか、それとも神なのか、明らかにしようとしたのです。

今日の質問：
あなたにとってイエス様はどんな方ですか？

今日の祈り：
単なる道徳教師ではなく、神としてあなたを認め、告白することができますように。

もっと深く：
マルコ８：２９、ヨハネ６：６８−６９

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マルコ１０：１７ デボーション

今日の聖句：

マルコ10：17
イエスが旅に出ようとされると、ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」

真面目に生きてきたつもりでした。それでも、何かが足りませんでした。「永遠の命を受け継ぐ」、つまり救われるという確信がなかったのです。敬意を示しながら、若者はイエス様に尋ねました。「わたしは、救われるために何をすればよいでしょうか」

今日の質問：
永遠の命を持っている、救われているという確信がありますか？「何をればよいでしょうか」とイエス様に尋ねていますか？

今日の祈り：
天の父なる神様、わたしは救われるために何をすればよいでしょうか？あなたが永遠の命を与えてくださっているという確信を与えてください。

もっと深く：
ヨハネ17：3；１ヨハネ5：11-13

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マルコ１０：１６ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：１６
そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。

素直に神様の御国を受け入れた子供たちを、イエス様は暖かく受け入れ、祝福されたのでした。

今日の質問：あなたは神様の御国に対してどのような印象をもっているでしょうか？どうしたらそこに入ることができるのでしょうか？

今日の祈り：天の父なる神様、私たちに子供のような素直さを下さい。飾らずにあなたの御前に出るとき、あなたの愛をもって祝福してください。

もっと深く：１ぺトロ２：２－３；１ヨハネ３：１

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マルコ１０：１５ デボーション

今日の聖句：マルコ10:15
はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」

無邪気に全て受け入れなさい、そういう意味ではありません。 上から目線で子供たちとその母親を裁いた弟子たちにとって、高ぶらず喜んでイエスのもとに来る子供たちは学ぶべき模範だったのです。

今日の質問：
この子供たちのようになるにはどうしたらよいでしょうか？

今日の祈り：
高慢な私を許してください。謙遜なイエス様を常に模範とさせて下さい。

もっと深く：
マタイ１８：３−４、ダニエル４：３７

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マルコ１０：１４ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：14

しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。

子供を追い払おうとする弟子たちを見て、イエス様は憤られました。ご自分のもとに来ようとする人が妨げられることほど、イエス様の心を痛めることはなかったのです。弟子たちがないがしろにしていた子供たちを指して、イエス様は言われました。「神の国はこのような者たちのものである。」

今日の質問：
あなたの感化は、周りの人がイエス様のもとに行くのを助けているでしょうか？それとも妨げているでしょうか？

今日の祈り：
天の神様、わたしの狭い心をおゆるしください。わたしの目にどんなに小さく見える人でも、あなたの目には無限の価値があります。その人たちがあなたのもとへ行くのを妨げてしまうことがありませんように。

もっと深く：
マタイ18：3-14

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マルコ１０：１３ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：１３
イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。

人々は、ただ子供たちを祝福してもらいたかったのです。しかし、そんなことにイエス様の働きが邪魔されてはならないと、弟子たちは思いました。このような幼子たちは祝福を受けるに値しないと考えたのでした。

今日の質問：子供に限らず、神様に祝福を受けに来る人を拒んでしまったことはありますか？その危険性は何でしょうか？何故そうしてしまったのでしょうか？

今日の祈り：天の父なる神様、あなたは全ての人を心底愛しておられます。その内の一人があなたのみもとに来るのを、妨げてしまうことがありませんように。

もっと深く：マタイ５：４４-４５；１１：２８-３０

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マルコ１０：１１-１２ デボーション

今日の聖句：マルコ10:11-12

イエスは言われた。「妻を離縁して他の女を妻にする者は、妻に対して姦通の罪を犯すことになる。夫を離縁して他の男を夫にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」

重大な不正や違反がないかぎり、神によって一体となった二人が離れるのは神の御心ではありません。それどころか、それは罪であるとイエスは言ったのです。

今日の質問：
聖書は度々神様を夫、教会を妻として例えていますが、人が神から離れることは罪でしょうか？

今日の祈り：
私をあなたの妻としてくださることを感謝します。あなたから離れて罪を犯すことがないように助けてください。

もっと深く：
エレミヤ３：１４、マタイ５：３２

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マルコ１０：１０ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：10

家に戻ってから、弟子たちがまたこのことについて尋ねた。

不信仰な弟子たちの心は、イエス様の話をすぐには理解できなかったり、あるいは納得できなかったりすることがよくありました。それでも彼らは、それを分からないままにすることなく、群衆が去ったあとイエス様のもとに行ってもう一度尋ねるのでした。

今日の質問：
イエス様の言葉が理解できないこと、納得できないことがありますか？そんなときすぐにその言葉を拒んでしまうのではなく、イエス様に尋ね続けていますか？

今日の祈り：
イエス様、不信仰なわたしの心は、あなたの言葉をすぐには受け入れられないことがよくあります。すぐにその言葉を拒んでしまうのではなく、あなたに尋ね続けることができますように。

もっと深く：
イザヤ1：18 a；ヤコブ1：5

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マルコ１０：９ デボーション

今日の聖句 マルコ10:9
従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」

「夫が妻を離縁することは、律法にかなっているでしょうか」（マルコ10:2）。イエスはその問いに今はっきりと答えられました。二人を一体にするのは神であって人の働きではないのです。

今日の質問
男女関係であなたが一番に求めるものはなんですか？

今日の祈り
特別な関係を持つとき、自分の望みではなくまずあなたの導きを求めさせてください。

もっと深く
創世記２：２４、エフェソ４：２−３

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マルコ１０：７-８ デボーション

今日の聖句：マルコ10:7-8

それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく一体である。

男女について天地創造の初めに定められたこと、それは「二人は一体となる。」（創２：２４）でした。イエスがこれを引用したのは「神によって別々のものが一体となる」という結婚の大原則が普遍だったからです。

今日の質問：
結婚、男女関係とは誰が導くものでしょうか？

今日の祈り：
特別な相手との関係をあなたが導いて下さい。あなたによって一体となることができますように。

もっと深く：
創世記２：２４、エフェソ４：２−３

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マルコ１０：５-６ デボーション

今日の聖句：
マルコ10：5-6

イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、このような掟をモーセは書いたのだ。しかし、天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。

モーセによる離婚の法律は、イスラエルの人々の頑固さを考えて書かれたものでした（申命記24：1）。しかしそれは、「天地創造の初めから」変わらない、結婚関係における神様の御心を少しも低くするものではないとイエス様は言われました。

今日の質問：
自分の心の好みに従って、神様のみ言葉の標準をさげようとしてしまうことはないでしょうか？特に男女の関係において考えてみてください。

今日の祈り：
天の神様、わたしの心の頑なさをゆるしてください。自分の心の好みよりも、変わることがないあなたの御心に従わせてください。

もっと深く：
マラキ2：14，16；ガラテヤ5：16-18

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マルコ１０：３-４ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：３-４
イエスは、「モーセはあなたたちに何と命じたか」と問い返された。彼らは、「モーセは、離縁状を書いて離縁することを許しました」と言った。

夫が妻を離縁することに関する質問に対して、イエス様は質問で返されました。「モーセはあなたたちに何と命じたか」。つまり、「聖書には何と書いてあるのか」と尋ねたのでした。

今日の質問：何故イエス様は自ら答えずに、聖書に答えさせたのでしょうか？私たちが聖書を読み、勉強する重要性について何が分かりますか？

今日の祈り：天の父なる神様、あなたの御言葉を感謝します。日々、聖書を学びたいです。自分の意見ではなく、「神の御言葉」に従って歩ませてください。

もっと深く：２テモテ３：１６；詩編１１９：１０５

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マルコ１０：１-２ デボーション

今日の聖句：マルコ１０：１-２
イエスはそこを立ち去って、ユダヤ地方とヨルダン川の向こう側に行かれた。群衆がまた集まって来たので、イエスは再びいつものように教えておられた。ファリサイ派の人々が近寄って、「夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と尋ねた。イエスを試そうとしたのである。

今日の質問：ファリサイ派の人々がイエス様に質問したのは何故ですか？あなたが神様に疑問をぶつけるときのモチベーションは何でしょうか？、イエス様の教えを学ぼうとしていますか？それとも試そうとしていますか？

今日の祈り：天の父なる神様、私を謙遜にしてください。あなたの教えを素直に学びたいです。

もっと深く：詩編２５：４-５；ヨハネ１４：６

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マルコ９：５０ デボーション

今日の聖句：
マルコ９：５０

塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味をつけるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。

「あなたがたは地の塩である」と以前イエス様は人々に言われました。塩に味がなければ何の役にも立ちません。しかし「火で塩味を付けられる」なら、「互いに平和に過ごす」ようになるのです。

今日の質問：
あなたは、イエス様に味をつけてもらいましたか？互いに平和に過ごしていますか？

今日の祈り：
イエス様、わたしの心にあなたの味をつけてください。人々の間にあって、あなたの雰囲気をかもし出す者とさせてください。

もっと深く：
マタイ５：１３−１６；コロサイ４：５−６

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マルコ９：４８-４９ デボーション

今日の聖句：マルコ９：４８－４９
地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。人は皆、火で塩味を付けられる。

地獄で消えないのも、人に塩味を付けるのも、同じ火です。それは、「焼き尽くす火」、神様なのです（ヘブライ１２：２９）。

今日の質問：どうしたら神様に塩味を付けてもらえるでしょうか？塩味を付けるとは、どういう意味でしょうか？

今日の祈り：天の父なる神様、私に塩味を付けてください。私を地の塩として下さい。

もっと深く：マタイ５：１３；３：１１

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マルコ９：４７ デボーション

今日の聖句：マルコ9:47

もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。

目をえぐり出すのには痛みが伴います。この世界を離れ神の国に入るその過程は、時に痛みや苦しみを伴うのです。しかしそれでも「神の国に入る方がよい。」

今日の質問：
イエスに従おうしたばかりに痛みを経験したことがありますか？またそのような痛みを経験するとき、あなたはどうしますか？

今日の祈り：
あなたに従うこと、それは時に痛みを伴います。そんな時どうか側にいて助けて下さい。「神の国に入る方がよい」ことを思い起こさせてください。

もっと深く：
コヘレトの言葉１２：１３、マタイ１０：３４、マルコ８：３６−３７

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マルコ９：４５ デボーション

今日の聖句：マルコ9:45

もし片方の足があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで地獄に投げ込まれるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。

いくらなんでも片足を切り捨てるというのは、一見馬鹿げています 。片足は人の一部だからです。しかし、それでも「命にあずかる方がよい。」イエスはそう言われました。

今日の質問：
イエスが言う「命」とは、自分や自分の生活の一部を切り捨ててまで得る価値のあるものですか？

今日の祈り：
あなたが約束された「命」の価値を教えてください。たとえそれが私の一部であっても、「命」から遠ざけるものから私を離して下さい。

もっと深く：
コヘレトの言葉１２：１３、マルコ８：３６−３７

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マルコ９：４３ デボーション

今日の聖句：マルコ9:43

もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になって命にあずかる方がよい。

手は確かに大事です。しかし、もしそれがあなたを神様から遠ざける原因となっているならば、「切り捨ててしまいなさい。」もし「自分の命を失ったら何の得があろうか？」（マルコ８：３６）

今日の質問：
あなたの大事にしているものは何ですか？それはあなたと神様との関係にどんな影響を持っていますか？

今日の祈り：
私の大事にしているものが、私をあなたから遠ざけているならば、その弱さを変えてください。もし必要ならばそれを「切り捨て」る勇気をも与えてください。

もっと深く：
コヘレトの言葉１２：１３、マルコ８：３７

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