2012年9月16日日曜日

アリゾナの学校


アリゾナの学校
今年から、アリゾナのSOULS WESTと言う大学へ転校するので、南からのお便りで記事を書くのは少しお休みします。記事をしばらく書いていなかったのは夏の間さまざまな伝道プログラムに参加していたからです。5月には3週間ほど西アフリカ大陸にあるシエラレオネ共和国でShareHimという団体と共に伝道講演会を開き、毎晩お説教をしました。497人がバプテスマを受け、そのほかにも300人以上がバプテスマを近い将来に受けたいと決心しました。
さて、伝道講演会から帰ったあと、6月のはじめから8月の終わりまで文書伝道をしました。教会に寝泊りして、20人ぐらいの高校生、大学生と共に10週間の期間、週五日、一日8時間文書伝道をするというプログラムでした。金曜日は備えの日として、洗濯や掃除をし、土曜日は近くの教会で証をしたり、お説教をしました。約20人の学生グループでしたが10週間も寝泊り、食事、伝道、聖書勉強、お祈りなどたくさんのことを一緒にしたので、プログラムが終わるころには大家族のような信頼関係ができました。
文書伝道では、色々な経験をしました。天使の存在をまじかで経験したり、悪霊に取り付かれている家でお祈りしたり、聖書の事を知り、感動して泣く人を見たり、たくさんの素晴らしい経験をしました。文書伝道は決して簡単な仕事ではありませんでした。夏の日差しのなか重い本をもって家を一軒一軒回り、聖書などの本を売るのは体力的にも辛く、それだけではなく、精神的にも辛い仕事でした。しかし、辛くて、絶望するような経験をする中、仲間と共に助けあい、祈り、神様と真正面から向き合うことができました。わたしにとって伝道は本当に楽しくて、クリスチャンとして伝道することは重要な使命だということをあらためて実感しました。
さて、アリゾナのSouls Westと言う学校ではわたしは2年間のプログラムに参加します。2年間、聖書や教会について深く学びます。Souls Westの目的は若者たちを教会のリーダーとして育てるためにトレーニングするということです。教科書を使った講義だけではなくて、実際に文書伝道をしたり、伝道講演会を開いたり、お説教をしたり、聖書勉強を地域の人と行ったり、健康な生活の秘訣、教団との関係、教会の使命などを自ら経験できるプログラムです。
Souls Westのプログラムで若い学生たちが学ぶ知識、経験することは世界各地で効果的な伝道を実行するために活用されます。わたしはアジア、特に日本とその周りの国々へ伝道することにとても興味をもっています。マタイ24章14節にある「そして、御国のこの福音はあらゆる民への証として、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。」という御言葉が私たちの世代で実現されるのがわたしの夢です。毎日、一刻も早く全世界に福音が伝わりますようにと祈っています。2年間のSouls Westでの学びを終えた後は、引き続きどこかで神学の勉強をする予定です。

著者:福田 ダニエル

編集者:森 春香

2012年9月16日

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