audioverse.orgのhttps://www.audioverse.org/english/sermons/recordings/1737/testimony-of-dwayne-lemon.htmlを訳しました。
ツアー中、ケンタッキー州にいた時のことです。今でもよく覚えています。それはわたしたちの仲間のトレッチの誕生日でした。トレッチは「クラブ会場を貸し切ったから、来たい人はみんな招待して来てくれ。自分は育ちもたいして良くないし、V.I.P.扱いされる必要もない。どんな人でも招待しよう」と言いました。そして地元の人たちも招待されましたが、それは大きな間違いでした。わたしがクラブ会場にいくと、Qティップ、アイスティー、ア・トライブ・コード・クエスト、パブリックエネミー、そして、クイーン・ラティファなどたくさんの人がいました。その中には地元の麻薬売人たちまでいました。すると、売人たちは「俺たちがここのスターだ」と言い始めました。他の人たちは、ただ楽しい時間を持ちたいだけだと言ったのですが、売人たちはそれを聞かず、気づいたときには暴力沙汰の喧嘩がはじまっていました。わたしは今まで、あれだけたくさんのガラス瓶が人の顔で割られるのを見たことがありません。それは最初の警告でした。わたしとT.J.は文字通り机の下に隠れないといけない程でした。
わたしはS.D.A.の青年たちに芸能界のことを話すとき、テレビには映らない裏の世界のことを伝えます。なぜならテレビには、わたしがこのクラブ会場で実際に見たようなものは映らないからです。
警察が来ましたが、その警察官は男の人を無理やりトイレに連れていきました。警察なら、もし誰かを怪しいと思ったのならその誰かを外へ連れ出し、パトカーで取り調べをするはずです。しかし、その警察官はトイレに男の人をひきずりこみました。わたしたちはその男の人の叫び声を聞きました。トイレから出てきた時には、その男の人の顔はボコボコで血まみれになっていました。そしてその人は「俺は何もしていない…」と何度も言っていましたが、パトカーに連れていかれました。この一部始終を見ていたわたしは、「僕がやりたかったのは、ただダンスをすることだけだったのに…」と思いました。こんな暴力沙汰があるなんて知りもしませんでした。
続く
訳:森春香
編集:品末拓真
0 件のコメント:
コメントを投稿