2012年12月19日水曜日

ドウェイン・レモンの証 15


audioverse.orgのhttps://www.audioverse.org/english/sermons/recordings/1737/testimony-of-dwayne-lemon.htmlを訳しました。 

 わたしが今から話すことは、特に聖書を教える立場にある人によく聞いていただきたいです。わたしはある告白をします。わたしが教会へ通い始めて伝道に力を入れ始めた頃、わたしがお説教のために登壇すると、そこはわたしのためのステージになっていました。サタンは簡単には諦めません。何百年も前にコンスタンティンに使った手法を、サタンは今日も使っています。サタンは、迫害の効果が無いなら、異教徒の教えをクリスチャン風に仕立てて、人々を神様から引き離そうとしてきました。日曜礼拝もその一つです。愛する兄弟姉妹たち、サタンは今日、わたしたちにも罠を仕掛けてきているのです。

 わたしはお説教の時、会衆を感心させるためだけにたくさんの聖句を引用しました。会衆はそれを好んでいました。人々がわたしを誉めれば、わたしは、「神をたたえよ」と謙遜なふりをしました。わたしは人に見られることが、そして自分のお説教に様々なコメントを頂くことが大好きでした。わたしは福音を自分の栄誉のために伝えていたのでした。

 しかしある日、主はわたしに示されました。「息子よ、もし本当に救われたいのなら、あなたは、人々から承認を受けたいという願望を完全に手放しなさい。」

 わたしにとってイエス様は十分でなく、自分と同じような罪深い人間から「あなたのやっていることは神様の仕事だ。」と認めてもらいたかったのでした。わたしが説教をすることで天国にて喜びが起きているということも、わたしの心を満たしませんでした。「アーメン!」と自分の言っていることは正しいと確証してくれる人を欲していたからでした。
 
 神様はわたしの心に語りかけました。「今あなたがしていることは、ヒップホップゴスペルダンスで福音を伝えるふりをして名誉を求めていた時よりも忌まわしい。なぜなら今あなたは、わたしの言葉を用いて自分を高めようとしているからだ。」

 神様はわたしが謙遜になるためにあることをしました。どんな方法だったと思いますか?わたしはいつも「人から認められたい、受け止められたい。」と思っていました。神様は、「わたしの教会は危機の中にある。だから、わたしと人々を本当に愛しており、真実を語る人が必要である。そのメッセージは必ずしもみんなに受け入れられないかもしれないし、評判は良くないかもしれない。しかしイエスの愛が人々の心を動かす。真実を伝える事、それが天から定められた働きである。あなたはもう会衆を楽しませる人ではない。わたしの言葉を愛をもって率直に人々に伝えるのだ。もうすぐわたしは再び来るから、わたしの人々の準備ができていてほしい。」とわたしに語りかけたのでした。
 
 わたしはその言葉を受け入れて、聖書に書かれている真実を伝え始めました。すると、人々の注意を引くことに専念していたころとは違い、わたしが話していることを受け入れない人も出てきました。自分の生き方を妨害するようなメッセージを聞いたとき、人はそのメッセージを拒否するのです。そして神様は、わたしが人々から支持を得たいという欲望を手放すにはそれが一番いい方法だということを知っていました。神様のメッセージを伝え始めてから、わたしはイエスを信じるという事を学びました。そして真実を伝えるとはどういうことかを学びました。それはいつもうまくいくわけではないですし、否定されることもあります。しかし、イエス様はもうすぐ来られるのです。

つづく

訳:森春香
編集:品末拓真

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