皆さんは東北大震災を覚えていますか?僕はその時横浜の家にいたのですが、今までに感じたことのない大きな揺れにとても怖くなったのを覚えています。
この震災で多くの人が職を失い、家を失い、家族を失い、自らの命を失いました。僕は今でも心が痛みますが、それと同時に人間のもろさとこの世の空しさについて考えさせられます。
僕たちはいつ死ぬかもわからないのに、死などきっと遠い将来のことだと考えます。津波で簡単に取り去られるようなものを手に入れるために必死で努力します。そしてこのような出来事を体験した時、本当に大切なものはお金では買えないのだと気づかされます。
わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
コリントの信徒への手紙 二 4:17,18
あなたは今、何のために生きていますか?何を一番にしていますか?それはあっけなく消え去るものでしょうか?それとも永遠に続くものでしょうか?
僕たちにはそれを選択する権利が与えられています。僕は見えないものを選びます。あなたはどちらを選びますか?
執筆者:品末拓真
(これは10/8にhttp://www.facebook.com/adventistyouthjpに掲載されたものです。)
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