2012年12月20日木曜日

ドウェイン・レモンの証 16


audioverse.orgのhttps://www.audioverse.org/english/sermons/recordings/1737/testimony-of-dwayne-lemon.htmlを訳しました。  

 「イエス様がいつ来られても大丈夫。わたしたちが罪の中にいても、全員救ってくださるのだから。」聖書はそう言っているでしょうか?イエス様は、罪の中にとどまると決めた人たちを救うことができますか?マタイによる福音書1章21節にこう書いてあります。「マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」「罪から救う」と書いてあります。罪から救ってくださるということは、人間に与えられている最高の祝福であり福音です。みなさんは、今どれだけ多くの人が罪に縛られて生きているかご存知でしょうか?わたしはいま長老として働いていますが、その前にも様々な役目を教会で担ってきました。しかし、実際にわたしも罪深く、罪の中に生きていました。たとえ朝に登壇してお説教をしたとしても、夜には罪の暗い洞窟へと入ってしまっていたのです。セブンスデー・アドベンチスト教会員でありながらです。わたしはいつも青年たちに伝えます。「君たちがどんな状況に対面しているかよく分かるよ。」そして大人には、「皆さんが、いつもこうあるべきだ、という理想像を掲げて、それに少しでも近づけるようにクリスチャンをただ演じているだけの人もいます。」と言います。イエス様は今日わたしたちを救いたいと思っておられるのです。愛する兄弟姉妹であるみなさん、もしかしたらみなさんは偶然このお話を聞いていると思うかもしれません。しかしわたしは、神様が皆さんの手をとってここに導いてきて、必要なメッセージを聞かせようとこの場に集わせてくださったと信じています。

 今日はわたしの証でしたが、みなさん一人ひとりにも自身の証があるはずです。そして、みなさんがもっているその証を必要としている人がどこかにいるはずなのです。なぜなら、人々は困難の中にあるからです。私自身、このように神様のメッセージを伝える人になるとは想像もしていませんでした。わたしがここまで神様に委ねるようになるとは思っていませんでした。しかし、これが神様はよい方であることを証し、わたしたちを悔い改めへと導いてくれます。

 みなさん、わたしは自分が罪びとではないと言っているのではありません。わたしは自分の弱さを知っています。わたしは今まで以上にイエス様が必要だと実感しています。毎日が上り坂のようです。しかし上り坂も毎日上り続ければ、いつかは頂上にたどり着きます。イエス様は、わたしたちに上り続けるようにと励ましておられます。神に従う人は七度倒れても起き上がります(箴言23章16節)。どんな罪が皆さんを縛り付けているかは関係がありません。イエス様は、みなさんにその罪に対する勝利を与えることができます。ただわたしたちがそれを受け入れる必要があるのです。よく聞いてください。みなさんのお父さんやお母さんは、いつも完璧な模範ではないということを理解しています。そしてお父さんやお母さんである皆さん、皆さんはたまに困難の中にあって、自分とイエス様との関係を修復しようとしておられる時があるということを知っています。そして青年たち、この世の中には魅力的でわたしたちの気を引くものがたくさんあります。しかしイエス様は、もうすぐ再び来られるので、真実を手放さないようにしっかりと握っておくようにとわたしたちに命じられました。

つづく

訳:森春香
編集:品末拓真

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