2014年10月24日金曜日

マルコ7:34 デボーション

マルコ7:34
そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは「開け」という意味である。

耳が聞こえず口の利けないこの男は、イスラエルの人たちの状態をよく表していました。神様からの言葉を聞こうとしない彼らの耳と、イエスが主であると告白しようとしない彼らの口を思って、イエス様はため息をつかれました。「開け」と言われた彼の心のうちには、罪によってかたくなに閉ざされた人々に対する、深い嘆きがあったことでしょう。

今日の質問:
どうして、イエス様は人々の心を簡単に開くことができなかったのでしょうか?「開け」と言われるイエス様の声にあなたはどう応えますか?

今日の祈り:
天の神様、あなたに向かって心を開きます。あなたの言葉を聞こうとしないこの耳を、あなたのことを言い表そうとしないこの口を、どうか開いてください。

もっと深く:
エレミヤ6:9;使徒7:51;ローマ11:9−10;黙示録3:20

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マルコ7:33 デボーション

今日の聖句:マルコ7:33
そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。

イエス様は、ただ一言おっしゃるだけで、その男をいやすことができました。それなのに、わざわざ男を群衆の中から連れ出し、彼の耳と舌とに触れたのでした。耳が聞こえず舌の回らぬ彼にとって、それは言葉をかけられるよりも印象に残ったことでしょう。

今日の質問:イエス様はどのようにしてあなたと出会われましたか?

今日の祈り:天の神様、私にも分かる形で、私に出会ってくださり感謝です。どんな時も、あ
なたとの出会いを忘れぬようにさせてください。

もっと深く:フィリピ2:6-8;ヘブライ4:14-16;黙示録2:4-5

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マルコ7:31-32 デボーション

今日の聖句 マルコ7:31-32
それからまた、イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるように願った。

記録によると、イエスはかなり広範囲を訪れたようです。再び訪れたガリラヤでは、人々が「耳が聞こえず舌の回らない人」を連れて来ました。そして、彼らは自分達の祝福ではなく、その人の癒しをイエスに求めたのでした。

今日の質問
イエス様の元に連れて行きたい人がいますか?その人の望む望まないに関わらず、あなたがその人の為にできることは何でしょうか?

今日の祈り
あなたの元に連れて行きたい人がいます。その人の救いを祈り求める特権を本当に感謝します。

もっと深く
ヤコブ5:16-20;1ヨハネ5:16-17

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マルコ7:30 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:30

女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。

家に向かう彼女の心は、それまでの不安に代わり、言いようのない平安で満たされていました。まだ実際に娘の姿を見ていなくても、「悪霊はあなたの娘からもう出てしまった」というイエス様の約束に信頼していたからです。家に着くと、その言葉の通り、悪霊から解放されて安らかに眠る娘の姿がありました。

今日の質問:
あなたの心は、イエス様への信頼と平安で満たされていますか?イエス様が必ず約束を果たされる方だと信じていますか?

今日の祈り:
イエス様、あなたは必ずご自分の約束を果たしてくださる方です。たとえそう見えないときでも、あなたのみ言葉に信頼します。わたしの心を平安で満たしてください。

もっと深く:
ヘブル11:1; 1ヨハネ5:14:15;イザヤ45:23−24;26:3−4

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マルコ7:29 デボーション

マルコ7:29

そこで、イエスは言われた。「それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。」

イエス様は、この女に優しい顔を向け、その願いを聞き入れることによって、彼女の信仰を認められました。こうして、ユダヤ人であろうがなかろうが神様の恵みを受ける資格があるということを、弟子たちに示そうとされました。なぜなら、人はただ神様の憐れみにすがる信仰によって救われるからです。

今日の質問:
あなたの信仰を見て、イエス様はなんと言われるでしょうか?何があってもイエス様の憐れみにすがる信仰を、あなたは表していますか?

今日の祈り:
天の神様、あなたが、あなたに頼る人を決して見捨てられないことを感謝します。何があってもあなたの憐れみにすがる信仰を、わたしにも与えてください。

もっと深く:
マタイ15:28;詩篇22:25;ヘブル11:6;エフェソ2:8

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マルコ7:28 デボーション

今日の聖句:マルコ7:28
ところが、女は答えて言った。「主よ、しかし、食卓の下の子犬も、子供のパン屑はいただきます。」

一度拒絶されたものの、彼女は諦めません。イエス様の内に隠しきれない憐れみを見たからです。そこで、食卓から落ちるパン屑を食べる権利が子犬にあるように、ユダヤ人に豊かに注がれた祝福のおこぼれを受ける権利がギリシア人の彼女にもあると言ったのです。

今日の質問: あなたを祝福したいと神様が望んでおられることを信じますか?誰に何と言われようが、神様にすがりついて祝福を求めていますか?

今日の祈り:天の父なる神様、あなたの祝福を感謝します。あなたが祝福してくださるまで、私はあなたを離しません。

もっと深く:創世記32:27;ヤコブ1:17-18;ローマ10:12-13

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マルコ7:27 デボーション

マルコ7:27

イエスは言われた。「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、子犬にやってはいけない。」

この哀れな母親を、弟子たちは当然のごとく追い払おうとしました(マタイ15:23)。するとイエス様は、弟子たちの心にあった思いをそのまま口にされます。神様の恵みはユダヤ人に特別に与えられるものであって、ギリシア人に分ける分はないと。まずユダヤ人の偏見を示すことで、神様の恵み深さを弟子たちに印象深く教えようとされたのです。

今日の質問:
あなたの心に、だれかに対する偏見はありますか?その人に神様の恵みを間違って伝えてしまっていませんか?

今日の祈り:
天の神様、あなたの恵み深さを教えてください。人を分け隔てすることなく、すべての人に対するあなたの恵みを示させてください。

もっと深く:
ローマ2:11;ヤコブ2:1;マタイ5:44−48

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マルコ7:26 デボーション

マルコ7:26
女はギリシア人でシリア・フェニキアの生まれであったが、娘から悪霊を追い出してくださいと頼んだ。

この女がイエス様のもとへ行くのは、とても勇気がいることでした。偶像礼拝者であるギリシア人たちは、当時ユダヤ人達にひどく軽べつされ、憎まれていたからです。実際彼女がイエス様のもとへ来たとき、弟子たちも冷たい視線を投げかけていたはずです。しかし、この女はそんなことでひるみませんでした。娘の命を背負って、彼女はただイエス様の憐れみにすがりついたのです。

今日の質問:
イエス様のもとへ行くのを、あきらめてしまうことはありませんか?周りの人に軽べつされ、冷たい目でみられようが、ひるまずにイエス様の憐れみにすがりついていますか?

今日の祈り:
イエス様、わたしがまわりの人からどう見られていようが、関係ありません。わたしは、あなたが必要です。ひるむことなく、あなたの憐れみにすがります。

もっと深く:
詩篇69:11−14;ヘブライ10:35−39

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マルコ7:25 デボーション

マルコ7:25
汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つ女が、すぐにイエスのことを聞きつけ、来てその足もとにひれ伏した。

この女は、愛する娘をなんとか救おうとして、あらゆる手段を尽くしたはずです。しかし医者に行っても、自分の神様に頼っても、娘は一向に苦しみから解放されない。そんな時彼女は、どんな病でも癒してくれるという預言者が、自分の町にいることを聞きつけます。決してこのチャンスを逃すわけにはいかない。彼女は「すぐに」イエス様のもとに行き、「その足もとにひれ伏し」ました。

今日の質問:
イエス様のもとに行くチャンスを、後回しにしていませんか?この女のように、「すぐに」彼のもとに行き、「その足もとにひれ伏し」ていますか?

今日の祈り:
イエス様、自分ではどうすることもできないどんな罪の病も、あなたは癒してくださいます。わたしは今すぐに、あなたのもとに行きます。心砕いて、その足もとにひれ伏します。

もっと深く:
イザヤ55:6;ヨハネ12:36

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マルコ7:24 デボーション

今日の聖句:マルコ7:24
イエスはそこを立ち去って、ティルスの地方に行かれた。ある家に入り、だれにも知られたくないと思っておられたが、人々に気付かれてしまった。

静かな時を求めて、イエス様はティルスを訪れました。しかし、どこから聞きつけたのか、人々はイエス様がそこにおられることを知ります。イエス様は、御自分を求める人々から姿を隠すことができませんでした。

今日の質問:周りにいる人々は、あなたの内にイエス様を見ていますか?あなたがクリスチャンであることは、彼らにとって明白ですか?

今日の祈り:天の神様、あなたが私の心に住まわれることを感謝します。どうぞ私の内に輝いてください。人々が私を見るとき、私ではなく、あなたを見ますように。

もっと深く:マタイ5:14-16;ヨハネ8:12;2コリント4:6-7

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マルコ7:21-23 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:21-23

中から、つまり人間の心から、悪い思いが出てくるからである。みだらな行い、盗み、殺意、姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。

人間の心から出てくる「悪い思い」は、ついには盗み、殺意などの「悪いこと」として現れます。ここに並べられている悪事は、全て人間の心の「悪い思い」が原因なのです。そして人間は、自分を汚すこの心を自分で清めることができません。

今日の質問:
悪口、ねたみなどの「悪いこと」をしないためには、まず何が必要ですか?

今日の祈り:
私には、悪い思いが出てくる自分の心を清めることができません。どうかあなたが私の心を清めて下さい。

もっと深く:
ガラテヤ5:19−21、ヤコブ1:15、テトス3:3−5

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マルコ7:18-19 デボーション

今日の聖句:マルコ7:18‐19
イエスは言われた。「あなたがたも、そんなに物分かりが悪いのか。すべて外から人の体に入るものは、人を汚すことができないことが分からないのか。それは人の心の中に入るのではなく、腹の中に入り、そして外に出される。こうして、すべての食べ物は清められる。」

「手を洗わないで食事をする者は、自身の心を汚しているのだ」というのが言い伝えでした。しかし、人々はそれを鵜呑みにした結果、至極当然の事実を見逃していたのです。イエス様は言われました。「食べ物は、腹を通って外に出される。」

今日の質問:「皆がこうしているから」という理由でしていることはありますか?それは果たして賢明な判断でしょうか?

今日の祈り:天の父なる神様、確かな判断力と知識を持つように私を教えてください。人の言い伝えではなく、あなたの教えを守らせてください。

もっと深く:詩編119:66;ホセア14:10

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マルコ7:17 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:17

イエスが群衆と別れて家に入られると、弟子たちはこのたとえについて尋ねた。

弟子たちは、イエス様の言葉をすぐ理解することができませんでした。彼らが今まで教えられてきたことと、あまりにも違っていたからです。しかし弟子たちは、それを分からないままにはしておきませんでした。一日が終わるとすぐにイエス様のもとに行き、その意味について直接尋ねたのです。

今日の質問:
神様の言われること、神様のなさることが理解できないとき、あなたはどうしていますか?まず神様のもとへ行き、その意味を尋ねていますか?

今日の祈り:
天の神様、罪によって鈍くなったわたしの頭では、あなたの教えをすぐに理解することができません。そんな時、まっすぐあなたのもとへ向かいます。あなたが、わたしに必要なことを喜んで教えてくださる神様であることを信じます。

もっと深く:
詩篇119:130, 144;ヤコブ1:5

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マルコ7:15 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:15

外から人の体に入るもので人を汚すことができるものはなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。

今まで聞いたことがないような教えに、群衆は驚いたことでしょう。彼らは、自分たちが清められるのはたくさんのルールを守り、儀式を繰り返し行うことによるのだと教えられていました。汚れたものから離れているなら、自分を清く保てると。ところが、それらのルールや儀式は「人の中から出て来る」汚れを清めない限り、なんの意味もないのだと、イエス様は言われました。

今日の質問:
汚れたものから離れているから、自分は大丈夫と思ってしまうことはありませんか?あなたの「中から出て来る」汚れに、注意していますか?

今日の祈り:
天の神様、わたしが、色んなルールや形式を熱心に守っていながら、汚れた者のままでいることがありませんように。わたしのうちにある汚れに気付かせてください。そして、あなたの恵みによってわたしを清めてください。

もっと深く:
イザヤ64:5;1:18;ヘブライ10:11−14,22

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2014年10月8日水曜日

マルコ7:14 デボーション

今日の聖句:マルコ7:14
それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。

ファリサイ派の人々と律法学者たちとの問答を終え、イエス様は再び群衆を呼び寄せられます。皆がご自分の言葉を聞くためです。そして、ただ聞くのではなく、聞いて悟るようにと言われるのでした。

今日の質問:聖書を読むとき、ただ流し読むのではなく、読んで悟るにはどうしたらよいでしょうか?

今日の祈り:天の父なる神様、あなたのみ言葉を聞いて悟りたいです。私に知恵を与えてください。聖書を読むとき、あなたのおっしゃることを理解させてください。

もっと深く:ヤコブ1:5-8;1コリント2:10,14

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マルコ7:13 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:13

こうして、あなたたちは、受け継いだ言い伝えで神の言葉を無にしている。また、これと同じようなことをたくさん行っている。」

ファリサイ人たちは、神様に熱心に仕えているように見えました。しかし、本当に彼らが大事にしていたのは、昔の人たちの権威、ユダヤの伝統、人間の作った小さな決まり事であって、神さまを愛することではありませんでした。彼らの熱心さの正体は、人々を支配したい欲望と、自分を高めようとするプライドでした。そのためなら、彼らは「神の言葉を無に」さえするのでした。

今日の質問:
あなたの心が、本当に大事にしているものはなんですか?自分の欲望やプライドを大事にするあまり、「神の言葉を無に」してしまうことはありませんか?

今日の祈り:
天の神様、わたしが自分の欲望やプライドを満足させることでなく、あなたを愛することに熱心になることができますように。人間の言い伝えではなく、ただあなたのみ言葉によって生きていくことができますように。

もっと深く:
Iペテロ1:24−25;詩篇17:3−5

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2014年10月6日月曜日

マルコ7:10-12 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:10−12

「モーセは『父と母を敬え』と言い、『父または母をののしる者は死刑に処せられるべきである』とも言っている。それなのに、あなたたちは言っている。『もし、だれかが父または母に対して、「あなたに差し上げるべきものは、なんでもコルバン、つまり神への供え物です」と言えば、その人はもはや父または母に対して何もしないで済むのだ』と。」

ファリサイ人は、神殿にお金をささげることに関して、とても厳しく教えていました。その中で彼らは、神殿への捧げ物は両親の世話をすることよりも重要な義務であると人々に教えていました。こうして、多くの人がそれを利用し、親のことを非情にも見捨てるようになっていました。「父と母を敬え」という神様の掟は、ファリサイ人たちの言い伝えによって、いとも簡単に捨てられてしまったのです。

今日の質問:
自分の考えや信条を押し通そうとするあまり、神様の言葉をないがしろにしてしまうことはありませんか?そのことによって、自分や周りの人たちの心を非情にしてしまっていませんか?

今日の祈り:
天の神様、わたしの自己中心な思いは、人々の心を冷たくします。自分の考えや信条に熱心になるあまり、あなたの愛のみ言葉を見失うことがありませんように。

もっと深く:
詩篇119:35−37

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マルコ7:8-9 デボーション

今日の聖句:マルコ7:8-9

あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」更に、イエスは言われた。「あなたたちは自分の言い伝えを大事にして、よくも神の掟をないがしろにしたものである。

そもそも彼らが言い伝えを大事にしていたのは、神様の掟を守るためでした。それなのに、彼らは自分たちの言い伝えを固持するあまり、神様の掟をないがしろにしてしまったのです。本末転倒でした。

今日の質問:私たちの周りには、どのような言い伝えがありますか?どうしたら人間言い伝えと神様の掟を区別できるでしょうか?今日の聖句にある過ちを犯さないためには、どうすればよいでしょうか?

今日の祈り:天の父なる神様、私たちは言い伝えを大切に思うあまり、あなたの掟を軽んじてしまうことがあります。人間の言い伝えではなく、あなたの掟をいつも心に留めることができるようお助け下さい。

もっと深く:ヨハネ14:15;1ヨハネ4:19

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マルコ7:6-7 デボーション

今日の聖句:
マルコ7:6−7

イエスは言われた。「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。『この民は口先ではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。人間のいましめを教えとして教え、むなしくわたしをあがめている。』

弟子たちを責めたファリサイ人のことを、イエス様は「偽善者」と呼ばれました。彼らは、口では神様に仕えるといいながら、心は神様から「遠く離れて」いたからです。「人間のいましめ」をどれほど熱心に守っていようが、心が神様とつながっていなければ、彼らの宗教にはなんの意味もなかったのです。

今日の質問:
あなたの心は、神様とつながっていますか?神様について話したり、クリスチャンのかたちに従うだけで満足していませんか?

今日の祈り:
天の神様、口だけでなく、形だけでもなく、心からあなたに仕えるクリスチャンに、わたしをつくりかえてください。わたしの心を、あなたの心と一つにしてください。

もっと深く:
イザヤ29:13;Ⅰコリント13:1−3;1ヨハネ4:16

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マルコ7:5 デボーション

マルコ7:5
そこで、ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、汚れた手で食事をするのですか。」

ファリサイ派の人たちは何も、手についたバイ菌のことを気にしていたわけではありません。清めの儀式は、彼らの宗教の中心でした。清くなるためには、面倒な儀式をくりかえし行い、決められた形式を熱心に守らなければならないと、彼らは人々に教えていたのです。だから、その言い伝えを無視する弟子たちを見て、「あいつらは宗教熱心じゃない」と彼らは人々の前で訴えました。イエスの評判を落とすためです。

今日の質問:
決まった形式を繰り返し行うことが、あなたの宗教の中心になっていませんか?また、それによって周りの人たちを裁いていませんか?

今日の祈り:
天の神様、わたしは、形だけのクリスチャンになりたくありません。本当にあなたが喜ばれることを教えてください。

もっと深く:
エレミヤ7:22−23;ホセア6:6

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2014年10月2日木曜日

マルコ7:3-4 デボーション

今日の聖句:マルコ7:3-4
―――ファリサイ派の人々をはじめユダヤ人は皆、昔の人の言い伝えを固く守って、念入りに手を洗ってからでないと食事をせず、また、市場から帰ったときには、身を清めてからでないと食事をしない。そのほか、杯、鉢、銅の器や寝台を洗うことなど、昔から受け継いで固く守っていることがたくさんある。―――

彼らのしていることは、衛生上良いことです。わたしも、「食べる前には手洗い」としつけられました。しかし彼らは、きよめについての規則を数多く設けることによって、つまらない区別と、神様が要求されたことのない遵守に心を奪われたのです。

今日の質問:わたしたちが昔から受け継いで固く守っていることは何でしょうか?何故それらが、わたしたちの注意を神様から逸らす原因となりうるのでしょう?

今日の祈り:天の父なる神様、昔の人の賢明な言い伝えを感謝します。それらを敬いつつも、聖書の変わらぬ原則から逸れることがないようお助け下さい。

もっと深く:詩編119:165;コヘレト7:29

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マルコ7:1-2 デボーション

今日の聖句:マルコ7:1-2
ファリサイ派の人々と数人の律法学者たちが、エルサレムから来て、イエスのもとに集まった。そして、イエスの弟子たちの中に汚れた手、つまり洗わない手で食事をする者がいるのを見た。

ここでいう手洗いとは、「汚れ」を清めるためにファリサイ派の人々や律法学者たちが大事にしていた言い伝えです。彼らはイエスのもとに来て、イエスの弟子達がその言い伝えを守っていないのを見たのです。

今日の質問:
イエスのもとに行きながら、人間の伝統や言い伝えに気をとられてしまうことがあるでしょうか?

今日の祈り:
あなたのもとに行く時、あなたの言葉にのみ心を向けることができるように助けて下さい。

もっと深く:
詩篇119:99−100、マタイ15:7−9

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マルコ6:56 デボーション

今日の聖句:
マルコ6:56
村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

イエス様のおられるところへはどこへでも、大勢の群衆が押し寄せてきました。苦しむ友人や家族を連れて、または病人自ら死力を尽くしてやってくるものの、あまりの人の数に、簡単に近づくことすらできません。それでもあきらめず、信仰を持ってイエス様に近づいていった人は、たとえ「その服のすそに」触れただけであっても、一人残らずいやされました。

今日の質問:
あなたは、今日の聖句の群衆ほど熱心に、イエス様の癒しを求めていますか?求めていないとすれば、その理由はなんでしょうか?

今日の祈り:
イエス様、わたしはあなたの癒しを必要としています。いつどこにいてもあなたに近づくことができるこの特権を、無駄にさせないでください。信仰と祈りをもって、あなたのもとに近づきます。

もっと深く:
ヤコブ4:8;ヘブル4:16

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