「目の見えない人を導いて知らない道を行かせ
通ったことのない道を歩かせる。
行く手の闇を光に変え
曲がった道をまっすぐにする。
わたしはこれらのことを成就させ
見捨てることはない。」 イザヤ書42:16
みなさんは最近シャボン玉を見たことがありますか? シャボン玉は色とりどりの光を反射させて不思議な世界をくりひろげてくれると思います。風に乗って大空に飛んでいくシャボン玉を見ているとなんだかわくわくします。先週の安息日の午後にお天気もよかったので友達とお散歩に行きました。部屋にシャボン玉があったのでそれも持っていくことにしました。ゆったりと歩き、どんな一週間だったかなどと話ながら、シャボン玉を吹いている友達の写真を撮っていました。風に吹かれていくシャボン玉の写真を撮るのは思ったよりと難しく、何度も友達にシャボン玉を吹いてもらいました。しばらく歩いているとトンネルにさしかかりました。そこで撮った写真がこれです。
トンネルの暗闇のなかではシャボン玉の色がよく見えて、外でみるよりももっときれいに見えました。
この写真を後で見ているときにこんなことを思いました。たとえばもしこのシャボン玉が神様、背景は自分の人生だとしたら、どんな御言葉があてはまるだろう?と考えました。 シャボン玉は野外を飛んでいるときでも、トンネルの中でもおなじシャボン玉でした。でも背景が暗く変わったことでもっときれいに見えました。「神はいにしえからいまし変わることはない。」と詩編55編20節に、そして「まことに、主であるわたしは変わることがない。」とマラキ書3章5節に書いてあるように、神様の性質は変わることがありません。ある日は愛の神様で、ある日はいじわるな神様ということはなく、毎日、これからもずっと神様はわたしたちを愛しておられ、一番よい道へと導きたいと思っておられます。変わるのは神様以外のもの、つまり自分たちも含めたこの世界のものです。この変化し続ける毎日のなかで物事がうまくいくときもあれば、トンネルのなかのようにうまくいかず落ち込むこともあります。しかし変わることのない神様はわたしたちがそのトンネルのような暗闇にいても、そこから導きだしてくださるとイザヤ書42章16節に書いてあります。
わたしはいつも変わらない神様に頼って生きていきたいです。そして、暗闇ではシャボン玉がよく見えたように、わたしたちは困ったときに「神様助けて!」と神様の必要をもっと感じることが多いと思います。しかし、シャボン玉は光の中でも存在しているように神様もわたしたちの日常がうまくいっているときにも近くにいてくださるということに気がつくと、もっとよい神様との関係ができるのではないでしょうか。日々神様にお祈りしてお話してみてください。
森春香
2012年4月18日
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