2012年4月8日日曜日

私たちのヒーロー


神様と私達の関係を表した感動的な動画があり、皆さんにも見てもらいたいと思ったので、翻訳しました。



1992年、
夏のバルセロナオリンピックでデレク・レドモンドという若い男が
400m走の準決勝で勝つと期待されていた。
*
ところが、競技の最中、ゴールラインの250m前で悲劇が訪れます。
レドモンドのハムストリングは裂け、肉離れを起こしたので、
彼は足を引きずりながら止まり、そして地面に倒れてしまったのです。
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しばらくして、救急隊員が彼に近づき、安全な場所へ運ぼうとしました。
*
しかし、レドモンドは激痛の中、隊員の反対を押し切り、
足を引きずりながらも、またトラックに沿って走り始めました。
*
そんな中突然、観客の中にいた大きな男がトラック上に飛び出てきました。
レドモンドの父親でした。
*
「息子よ、お前はもう走らなくていいのだよ。」
父親は泣いている息子に駆け寄って伝えました。
しかし、息子は「いや、俺は走る。」と言ったのです。
そして父親はこう返したのです。
「よし。それなら二人で一緒にこのレース終わらせるぞ。」
父親は息子の肩を腕で優しく囲んで、歩くのを助けてあげた。
*
ゴールラインの少し前で父親は息子を一人で歩かせました。
そして観衆6万5千人のスタンドオベーションと共に
デレク・レドモンドは長い400m走のゴールを切ったのである。
*
レドモンドは一位をとることは出来ませんでした。
しかし、彼は自分に与えられたレースを走りきったのです。
痛み、涙をこらえながら、彼はすべてを尽くしました。
自分の息子が倒れた時に、駆け寄って助けた父親の愛はとても強いものでした。
何が父親に観客席からを立って、
トラック上にいる息子を助けさせたのでしょう?
*
それは父親の子供の苦しんでいる顔でした。
息子は痛みで苦しんでいた。だけどゴールを切りたかった。
それだから父親は息子に駆け寄って
与えられたレースを走りきるために助けてあげたのです。
*
私たちクリスチャンが考える神様はこの父親のようだと言えます。
私たちが痛みに苦しみながらも人生を歩む時、
神様は私達を取り囲み助けてくれるのです。
*
あなたはどうですか?
あなたのレース(人生)はどうですか?
痛みの中にいますか?
あなたは何かをあきらめそうな状態ですか?
神様はあなたにいい人生を送っていいゴールを切ってほしいと願っています。
彼はあなたを愛しているからです。
あなたも神様に心を開いてみませんか?

西野貴其
2012年4月8日




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