2012年4月3日火曜日

ハナミズキ


「兵士たちは茨で冠を編んでイエスの頭に載せ、紫の服をまとわせ、そばにやって来ては、ユダヤ人の王、万歳』と言って、平手で打った。」 
ヨハネによる福音書19:2,3

「イエスは自ら十字架を背負い、いわゆる『されこうべの場所』、すなわちヘブライ語でゴルゴだという所へ向かわれた。そこで彼らはイエスを十字架につけた。」
ヨハネによる福音書19:17,18
「しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。」
ローマの信徒への手紙4:8

春の季節になると、サザンアドベンチスト大学のキャンパスにたくさんのお花が咲きます。なかでもハナミズキの木がたくさんの白やピンクの花を咲かせます。ハナミズキは4枚の花びらで真ん中に黄色い小さなお花がたくさん集まっています。ひとつひとつの花びらの先端は少し赤茶色に染まっています。そんなハナミズキのお花についてこんなことを聞きました。

ハナミズキの4枚の花びらはイエス様の十字架を表しています。そして花びらの先端の赤茶色の部分はイエス様が十字架で手足をくぎで打たれたあと、血がにじんでいるのを象徴しています。真ん中に集まっている小さなお花たちは、イエス様の冠をあらわしている、というのです。十字架につけられたとき、イエス様は兵士たちに皮肉のように茨の冠をかぶせられました。しかし、本当はイエス様はわたしたちの黄金の冠をかぶった王様に匹敵するべき存在です。その黄金の冠をあらわしたのが真ん中の黄色い小さなお花です。

イエス様は2000年前わたしたち人間すべての罪を許すために十字架刑というその時代一番屈辱的、そして苦しい刑によって死なれました。その十字架で流された血はわたしたちのためでした。そして3日目の朝イエス様は復活されました。イエス様の犠牲はわたしたちの罪を許す力がありました。なぜならイエス様は完全な方であるからです。聖書のローマの信徒への手紙5:18には「そこで、一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、一人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。」と書いてあります。イエス様によってわたしたちには永遠の命が約束されています。そしてイエス様を個人的な救い主として受け入れるとき、だれでもその永遠の命の約束を受けることができるのです。

このハナミズキはちょうどイースターというイエス様の復活をお祝いする時期にあわしたように花を咲かせます。自然を通して神様はわたしたちに「イエス様はあなたたちひとりひとりの罪を許すために十字架にかかって死んでくださったのだよ」というメッセージを送っておられるのではないでしょうか?

今度ハナミズキのお花をみたときにはそんなことを考えてみてください。

森春香

2012年4月3日


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