2012年4月13日金曜日

炎の神様??


ある人たちは地獄と聞いて、罪を犯した人たちが永遠に炎の中で燃やされる事をイメージします。しかし、神様が本当に愛の神様であるのなら、この地球での短い人生で犯した罪の罰として、罪人たちを炎の中で永遠に燃やすことは不公平で極端だと思いませんか?本当に罪人は地獄で永遠に燃やされ続けるのでしょうか。地獄にいる人々が炎に燃やされているのを知っていながら、救われた人々は天国で楽しく生きることなどできるのでしょうか?聖書は地獄について何と教えているのでしょう。

実は聖書によると、罪人たちが永久に燃えることはないのです。罪人たちはいずれ炎に負け、消えてしまうのです。なぜかと言いますと、神様は神様を受け入れた人、つまり義人だけに永遠に生きる権利と力を与えたからです。罪人が永遠に炎に燃やされ生き続けることはないのです。

世の終わりの時に裁判があります。神様が一人一人の人生を見て、天国に入るのにふさわしいかを決めるのです。天国に入る権利はイエス・キリストを信じて、救い主として受け入れる事です。そして、キリストの約束と力によって天国はあなたに現実のものとなるのです。

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

ヨハネ3章16節

このようなたとえ話があります。罪はガソリンで、神様は炎です。炎をガソリンに近づけたら、ガソリンに引火します。ガソリンを持ったまま火に近づくのは危険極まりないことです。同じように、罪を持ったままの私たちを神様が完全に抱きしめる事はできないのです。神様はあなたの事を愛しており、すぐにでもあなたのことを抱きしめたいのに、それができないのです。

罪とは、神様と聖書に反する事を行う事です。罪を捨てるのは決して簡単なことではありません。それは自分一人でできることではなく、神様の助けが絶対に必要になります。罪を捨てたいと思うのなら、神様に助けを求めて下さい。神様が助けてくださいます。すぐに罪から離れることはできないかもしれませんが、それでもあきらめずに助けを求め続けるのならば、神様はあなたに罪を捨てる勇気と信仰をくださいます。常に真実のために生きる、という輝かしい人生をあなたに与えて下さるのです。今、ガソリン(罪)を捨てて愛の炎である神様と共に生きる決心をしましょう。

わたしたちの神は、実に、焼きつくす火である。

ヘブル人への手紙12章29節

ガソリン(罪)を捨てると決心したら私たちはどうなるのでしょうか。炎の神様に焼かれずに一緒に暮らす方法は自分も炎の一部になる事です。罪を捨てると決心したのなら、私たちはイエス・キリストの力によって愛と真実のために燃える(生きる)事ができるのです。

あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。

イザヤ書43章2節

ダニエル書3章で、三人の若者は金の像に拝まかった結果、ネブカデネザル王に燃える炉の中へ投げこまれてしまいました。しかし、三人は焼け死ぬどころか火傷一つしませんでした。なぜなら、三人は日々神様と共に人生を歩んでいたからなのです。彼らは既に、神様と一緒に燃えて(生きて)いたのです。もっと詳しい話はダニエル書3章をご自分で読んでみて下さい。

シオンの罪びとは恐れに満たされ、おののきは神を恐れない者を捕えた。「われわれのうち、だれが焼きつくす火の中におることができよう。われわれのうち、だれがとこしえの燃える火の中におることができよう」。正しく歩む者、正直に語る者、しえたげて得た利をいやしめる者、手を振って、まいないを取らない者、耳をふさいで血を流す謀略を聞かない者、目を閉じて悪を見ない者、

イザヤ33章14,15節

イエスキリストをあなたの救い主として心から受け入れ、信じるのならば、私たちは炎に燃やし尽くされる事はないのです。しかし、ガソリン(罪)を持ったままでは、私たちは焼き尽くされてしまいます。先ほど書いたとおり、罪人は永遠に燃やされ続けるのではありません。ガソリン(罪)と共にこの世界から完全に消え去るまで燃えるのです。罪がこの世界から跡形もなく消え去る事が本当の地獄なのです。焼き尽くされずに、炎(神様)と共に永遠に燃え続ける(生き続ける)のはキリストを救い主として受け入れ、真実のために生きる者たちです。神様と共に愛と真実と喜びに永遠に生き続ける場所こそが天国なのです。永遠に炎の中で燃えるのは、罪人ではなくて、義人です。あなたは愛の炎であられる神様と永遠に暮らす準備はできていますか?



04/12/2012

作者:福田ダニエル

編集者:品末拓真



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