ダニエル書 -全体の流れとあらすじ
1.ダニエル書は聖書の中で一番長い予言が書かれています。
2.ダニエル書9章には、メシア、救い主がいつ地球に来るかはっきり書かれています。
3.イエス様はダニエル書を勉強して理解するようにと弟子たちに教えていました。
4.ヨハネの黙示録を知るには、ダニエル書を理解する必要があります。
5.ダニエル書は、聖書の中で唯一封印されていた予言の本です。しかし、今はもうその封印がとかれて、誰でも聖霊と共に聖書を真剣に勉強すれば、理解する事が出来ます。
ダニエル書は12章あり、前半と後半に分かれています。1章から6章はお話です。7章から12章までは予言です。もちろん、ところどころに予言とか話が混ざっていますが、大体は前半と後半に分かれています。
ダニエル書には六つのお話と三つの予言が書かれています。
六つのお話
1章 - イスラエルの人たちがバビロンに占領される。
2章 - 未来を示す銅像の夢
3章 - 燃える炉
4章 - ネブカデネザル王が天の神様を認める
5章 - 壁に書かれるメッセージ
6章 - ダニエルとライオンの洞穴
三つの予言と説明
2章 - 予言と説明
7章 - 予言と説明
8章 - 予言と説明
9章から12章 - 8章の予言の詳しい説明
ダニエル書は1章から2章4節まではヘブライ語で書かれています。2章4節から7章の終わりまでアラム語で書かれています。8章から12章までは再びヘブライ語で書かれています。
面白い事に、ダニエル書は同じようなテーマが最低で2回繰り返されています。たとえば2章と7章、3章と6章、4章と5章、大体同じようなテーマです。同じように1章と12章、8章と11章、9章と10章も大体同じようなテーマです。
(Chiasm Structure) 交叉
アラム語の交叉
2章と7章 -神様がこの世の中を納めています。神様は歴史の流れをすべてお見通しです。
3章と6章 -神様を認めそして忠実に神様を従う結果。
4章と5章 -プライドを持ちすぎる結果。神様のお力を退ける結果。
(Chiasm Structure) 交叉
ヘブライ語の交叉
1章と12章 -バビロンが強くなり始め、ミカエルが立ち上がる。
8章と11章 -予言されている王国と神様の民の歴史的流れと関係。
9章と10章 -神様は心がこもっている必死なお祈りに対応する為に天使たちを私たちのもとへ送ります。
ダニエル書はどうやって、神様の王国が築き上げられるか説明しようとしているのです。そして、どういう人たちが神の王国の民になるのかを説明しているのです。本当に心から神様の事を従う人たちを心から神様の事を従ってない偽者の人たちから分ける方法も説明されています。
イエス様はダニエルを信頼できる預言者として認めていました。そして、ダニエル書に描かれてる予言を正確で信頼できる予言として扱っていました。(マタイ24章15節)ですから、そのイエス様がぜひ勉強して理解してくださいと言っていた本を共に勉強しましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿