2014年5月4日日曜日

5.1(木)新しい世界


はじめに、神さまは天地を創造されました(創1:1)。

それは、完ぺきな世界でした(創1:31)。悲しみも嘆きも労苦もなく、ましてだれも死ぬことなどない世界。すべての生き物が愛し合い、喜び合い、幸せと命に満ちあふれていた世界。

想像できますか??

はいはい、そんな世界、あったらいいのにね。
いえいえ、まさしくそれが、神さまが僕たちのために創られた世界だったのです(イザ45:18)。

罪が入り込んでから、この世界は悲しみと嘆きと労苦で満たされるようになりました。しかし、人間が罪を犯したその瞬間から、神さまはあるたった一つ目的に向かって働いてこられたのです。

この世の終わりにも、神さまはもう一度天地を創造されることを知っていましたか?

「見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。」「初めからの苦しみは忘れられる。」「それはだれの心にも上ることはない。

代々とこしえに喜び躍れ。わたしは創造する。見よ、わたしは…その民を喜び楽しむものとして、創造する。

わたしは…わたしの民を喜びとする。泣く声、叫ぶ声は、再びその中に響くことがない。」(イザ65:16-19

僕たちが苦しんで生きることが神さまの目的だったことなんか、一度もありません。
神さまはこの世の苦しみさえも、僕たちを愛と喜びに満ちた新しい世界へと導くために用いておられるのです(ヘブ12:11)。

安息日は、創造の記念です。
しかし、安息日を守ることには、この世界の創造を思い起こす以上の意味があります。
それは、新しい世界を創造し、私たちをそこへ招き入れてくださる神さまへの、信仰の表れでもあるのです。

新しく創造された世界に入ることができるのはだれでしょう。
それは、この世界を創造された神さまを愛し、彼によって新しく創造された心を持つ人たちだけです(ヨハ3:3; ガラ6:15)。

「わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。
…神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」(黙21:1, 3-4

神さまの造られる新しい世界に、あなたは住みたいですか?

もしそうなら、どうかこれから安息日を大切にしてください。天地を造られた神さまだけをあなたの神さまとして愛し、礼拝してください(黙14:7)。

なぜなら、あなたの心を新しく造りかえ、新しく造られたすばらしい世界にあなたを招き入れることができるのは、
天地のすべてを造ることのできる神さま以外にいないからです(エゼ36:26)!

「わたしの安息日を常に守り わたしの望むことを選び わたしの契約を固く守るなら わたしは彼らのために、とこしえの名を与え …その名は決して消し去られることがない。」
「わたしの造る新しい天と新しい地が わたしの前に永く続くように あなたたちの子孫とあなたたちの名も永く続くと主は言われる」(イザ56:5,6; 66:22)。

執筆:山地悟
2014/05/02

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