2014年5月4日日曜日

5.2(金)神さまのしるし


「安息日を心に留め、これを聖別せよ。」(出20:8

今週の学びを一つ一つ思い出しながら、少し考えてみてください。

どうして神さまは、十戒の中にこの戒めを加えられたのだと思いますか?
安息日の何が、私たちにとってそんなに大事なのでしょうか?

「『創造の記念としての安息日の重要さは、われわれがなぜ神を礼拝すべきであるかという真の理由を常に考えさせるところにある。』すなわち、神は創造主であって、われわれは神に造られたものだからである。

『それゆえに、安息日は、礼拝の根底そのものである。というのは、安息日が、他のどんな制度よりも、最も感銘深い方法で、この大真理を教えているからである。

7日目における礼拝だけでなく、すべての礼拝の真の根拠は、創造主と造られたものとの区別にある。この大事実は、決して廃することのできるものではなく、また決して忘れてはならないものである。』神がエデンで安息日を制定されたのは、この真理を常に人の心に留めておくためであった。

そして神がわれわれの創造主であるという事実が、神を礼拝する理由として存続するかぎり、安息日は、そのしるし、また記念として、存続するのである。

安息日がすべての人に守られ、人間の思いと愛情が、崇敬と礼拝の対象としての創造主に向けられていたならば、偶像礼拝者や無神論者や不信心者は決して出てこなかったことであろう。

安息日を守ることは、『天と地と海と水の源を造られた』真の神に対する忠誠のしるしである。

それゆえに、神を礼拝し神の戒めを守ることを命じるメッセージは、特に第4条の戒めを守るよう人々に呼びかけるのである。」

~E. G. ホワイト 希望への光 p1807 ~

4条は、十戒の中で唯一、神様とわたしたちとの関係をはっきり示しています。

安息日が神さまにとって大事なのは、彼が形だけの宗教ではなく、わたしたちとの偽りのない愛の関係を求めているからです。

安息日は、創り主である神さまとわたしたちとの、特別な関係のしるしなのです。

執筆:山地悟
2014/05/03

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