2014年4月9日水曜日

主に帰ろう


「あなたがたは主にお会いすることのできるうちに、主を尋ね求めよ。近くおられるうちに呼び求めよ。悪しき者はその道を捨て、正しからぬ人はその思いを捨てて、主に帰れ。そうすれば、主は彼にあわれみを施される。われわれの神に帰れ、主は豊かにゆるしを与えられる」(イザヤ55:6,7)。
読者よ、あなたは、自分勝手な道を選んだであろうか。あなたは、神から遠くさまよい出たであろうか。あなたは、罪の実を食べようとして、それがあなたのくちびるで灰に変わるのを経験したであろうか。もうあなたの人生の計画は挫折し、希望はうせ去り、1人寂しくすわって、惨めな思いにふけっているであろうか。
長くあなたに語りかけていたにもかかわらず、あなたが聞こうとしなかったあの声が、紛れもなくはっきりと聞こえてくる。「立って去れ、これはあなたの休み場所ではない。これは汚れのゆえに滅びる。その滅びは悲惨な滅びだ」(ミカ2:10)。あなたの天の父の家に帰れ。神は「わたしに立ち帰れ、わたしはあなたをあがなったから」。「耳を傾け、わたしにきて聞け、そうすれば、あなたがたは生きることができる。わたしは、あなたがたと、とこしえの契約を立てて、ダビデに約束した変わらない確かな恵みを与える」と言ってあなたを招いておられる(イザヤ44:22,55:3)。
あなた自身を善良にし、神に近づくことができるほどに善い人間になるまで、キリストから離れているように言う敵の言葉に耳を傾けてはならない。その時まで待つならば、いつまでたっても、来ることはないであろう。
サタンが、あなたの汚れた衣を指摘するならば、「わたしに来る者を決して拒みはしない」という救い主の約束を繰り返して言え(ヨハネ6:37)。イエス・キリストの血は、すべての罪を清めるということを敵に告げよ。「ヒソプをもって、わたしを清めてください、わたしは清くなるでしょう。わたしを洗ってください、わたしは雪よりも白くなるでしょう」というダビデの祈りを、あなたの祈りとされよ(詩篇51:7)。
~エレン・ホワイト 国と指導者 26章より~

0 件のコメント:

コメントを投稿